『パソコン・マウス症候群』には、古法按摩の『痙攣を解く方法』がよく効く

以前は、「60歳こえているのに、五十肩になった」などと言われる方が多かったのに、最近若い人の四十肩が増え、中高年の女性に多いとされていた腱鞘炎が、男女を問わず若い人にも多く見られます。これらの原因は、1日中、パソコンやスマートフォンを操作する方が増えたことです。
 テニスをしなくてもテニス肘 といわれるように、もはやパソコン肘と言った方が良いくらいです。

同じ体勢で同じ動作を繰り返す時、筋肉は、絶えず収縮しています。とくに、指先を細かく動かすには、肩甲骨、肘、手首がしっかり固定される必要があり、固定する筋肉が働きつづけています。
 ボールを投げる、重い物を持ち上げるのと異なり、固定する、支える時の筋肉の収縮は筋肉の長さは同じで張力が大きくなる 『等尺性収縮』です。

等尺性収縮の場合、筋肉の中央(筋腹)でなく、筋肉の両端の腱の部分で痙攣が起こります。腱は骨に付着し、関節を動かす働きがあるので、痙攣すると関節が動きにくくなり、動かしての痛みが発生します。腱の痙攣による症状は、マッサージ、整体などは効果がなく、ストレッチも酷い場合は効きにくい状況でした。
 そのため、自分自身が、五十肩になった時、これはヤバいと思いましたが、必死の思いで、効果のある方法を、自分を実験台に探しました。

その結果、一番効果のある方法は、今は忘れ去られた、古法按摩の痙攣する筋を解く一手法『解釈の術』でした。解釈とは「解きほぐす、解き放つ」という意味を持っています。それは、江戸時代の医学書、太田晋斎により著わされた『按腹図解』の中で、「婦女子などの三絃を弾くに、其の線を指頭にかけて軽く弾くが如くなす」と書かれています。いわゆる『腱をはじく』という方法ですね。
 婦女子とは、力仕事の男衆と違って、縫い物や内職で手先を使う事を長くしている事の多かった奥さんや、手伝いをする子供たちの事で、そういえば、パソコンの操作と筋肉の使い方が似ていますね。

しかし、生命に関わる傷病が優先となる時代において、この様な症状で庶民が按摩を受ける余裕が少ない事などより、何時しか消えて伝承する人もいない状況でした。しかし、パソコン・スマホによる新しい症状に、既存の治療法で効力が少なかった現状を打破できそうなのが、忘れ去られていた『古法按摩』であるというのが興味深いですね。

『解釈の術』は、当初は、筋腱に対して真横の刺激、一方通行の刺激あったはずですが、その後、気持ち良さを追求するあまり輪状に回し、往復に動かすようになり、現在のマッサージの『揉捏法』に姿を変えています。そのため、本来の痙攣を解く働きが薄れてしまったのです。
 また、当時の按摩術は、経絡の虚実を整える目的で『補瀉』を使い分けておりました。『補瀉』とは、刺激の強弱、方向、又は呼吸などで、現代においては、「筋肉の緊張(実)を緩め(瀉)、弛緩(虚)に力を付ける(補)」という形で応用していくと、高い効果に結びついております。
 まさに、「温故知新」ですね。





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