坐骨神経痛とオステオパシー
- ユーザー
- katarela
- 日付
- 11年5月31日 11時09分
- 元記事URL(外部サイト)
- http://kurumi4917.seesaa.net/article/205879523.html
[本文引用]
腰痛は渋谷・かたリラックス カイロプラクティック
坐骨神経痛とオステオパシー
★坐骨神経痛とオステオパシー
オステオパシーは1874年にアメリカ人医師であるアンドリュー・T・スティル博士によって発表された手技療法です。
アメリカでは医師の権限が与えられた本物のドクターとして活躍しています。
オステオパシーは、関節・筋肉・筋膜・内臓機能等のバランスを手を使って整えることで、身体の様々な不調を改善させ病気や痛みなどの原因を施術し、患者さんに自らの治癒力で治す余裕を身体につくり、結果的に治癒に導く療法です。
オステオパシーでは、坐骨神経痛の痛みを取ろうとするとき、痛みが例えば太腿の後面に出ている場合その太腿に直接、施術を行うのではなく、「症状の元」に対して施術を行います。
しかし、オステオパシーの施術は身体を「一つのユニット」として考え、坐骨神経痛の痛みの原因が腰椎にあったとしても腰椎だけではなく、身体のあらゆる部分を対象として行います。
例えば
・骨盤や仙骨・股関節
・腰椎・背骨・頚椎
・体の歪み
・四肢を含む全ての関節
・四肢を含む全ての筋肉
・頭蓋骨
・痛みを感じる情報の伝達異常(神経系のバランス)
・体液循環(脳脊髄液や血液・リンパの流れなど)
・内臓を支えている筋肉や靭帯等など
これらを総合的に調整する事により人間が本来持っている自然治癒力を最大限に発揮させるように施術するのがオステオパシー目的です。
坐骨神経痛の施術で急性の症状があるときは、ほとんど患部に触れる事が出来ません。
そのような時にオステオパシーテクニックの間接法(誇張法)を使うと患者さんの身体への負担も軽く痛みも、いち早く軽減します。
この間接法(誇張法)と言うテクニックは、患者さんの自動運動を検査して動きやすい方(動きやすい方にずれている)にわずかに動かすことにより正常な状態に戻す。
オステオパシーテクニックの中でも一番ソフトなテクニックを使います。
これは、患者自身の自然治癒力を引き出し快復させる無痛療法です。
慢性の腰痛や坐骨神経痛にも効果が高いとされています。
また急性のギックリ腰や坐骨神経痛の症状を無理なく改善する施術に筋解放テクニックがあります。
これはストレイン&カウンターストレインと言うテクニックで、「緊張と逆緊張」という意味があり、例えばギックリ腰でうつ伏せも仰向けも辛い時に椅子に腰掛けた状態でも施術できるテクニックです。
その施術法は、まず患者さんの6方向の動きを検査し一番、動きのある方向楽な方向へ体を動かし90秒保持し元の位置までゆっくり戻す。
この操作により硬直していた筋肉が緩み痛みから解放されます。
患者さんも自分で出来ますので試してください。
その後、患部に炎症がある場合は、インドメタシン配合の塗り薬や冷湿布を貼りコルセットで固定すると痛みも早く取れます。
オステオパシーテクニックには色々な種類があります。
●直接法テクニック
ずれている方から良い方向に関節に動きを直接的につけ正常な位置へ持っていく施術法
●間接法(誇張法)
軽い力でズレているものをよりずらし自然治癒力を最大限に引き出し組織の緊張をとる施術法
●スラスト
ボキボキさせて関節をスムーズに動かす施術法
●ストレイン・カウンターストレイン
圧痛点が和らぐような姿勢をつくることで組織の緊張を取る施術法
●筋肉エネルギーテクニック
患者さんの力を利用して筋肉や関節を緩める施術法
●内臓マニピュレーション
内臓の機能を回復させるために腹部や胸部を刺激して内臓を活性化させる施術法(直接法や誇張法で調整する)
●頭蓋仙骨療法(CST)
頭蓋や仙骨に異常な動きをもたらす力学的関係から生じる髄膜への作用を通じて中枢神経系および末梢神経系に正常な機能を回復させることを意図した施術で後頭骨、胸郭出口、横隔膜、骨盤隔膜、骨間膜の緊張を取り脳脊髄液の流れを良くする施術法方です。