高齢者に多く見られる「しもやけ」の予防と治し方
- ユーザー
- たなごころ
- 日付
- 15年3月10日 15時23分
- 元記事URL(外部サイト)
- http://kaigosupport.org/blog/?p=605
[本文引用]
3月の春先では1日の気温の差が10度を超える日もしばしば。
そんな春先に注意したいのが「しもやけ」です。
しもやけは冬の寒い時期だけに起こるものではなく、急な温度差や乾燥から高齢者では多く見られる症状のひとつです。
しもやけの症状
・手足の指や鼻が赤く腫れる
・入浴などで温まると痛みやかゆみがでる
・耳がジンジンする
原因
・末端の血行障害(血流の調節がうまく働かない)
予防と対処の仕方
・外出時は少し大きめで、寒気を通さない厚手の手袋や靴下、耳当てをする
・湿った靴下や、湿気を帯びた靴下はすぐ取り換える
・水に濡れた後は、手足をマッサージしたり暖房機器で温める。
しもやけは冬が過ぎれば安心というわけではなく、温度の差が重要です。
たとえば、デイサービスに向かう際のちょっとした移動などでも、道路では寒さを感じ、施設に着くと暖かいなど、ほんの少しのことですが1日のうちに何度も温度差を感じると「しもやけ」はできやすくなります。
・水虫と勘違い
最近は「しもやけ」自体がかなり減ってきて子供にも見られなくなっているようです。
このため、単なる手荒れと間違えたり、足にできたときには水虫と誤解することもあり、水虫の薬を使って治らないなあと思っていることもあるとされています。
・保湿クリームを使ったマッサージも効果的
保湿クリームをたっぷり指にとって、すり込むように馴染ませながらマッサージをすると血流改善と保湿に効果的です。
また、マッサージをすることで冷え性の予防にと繋がります。
まとめ
「しもやけ」の予防やケアは温度の差が10度以内、暖房が必要なくなるまでを目安に行いましょう。
寒さが和らいでも症状が長引くような時は、かかりつけのお医者さんに診てもらいましょう。