ノロウィルスにかかって学んだこと・かかってしまったら
- ユーザー
- たなごころ
- 日付
- 15年3月4日 16時14分
- 元記事URL(外部サイト)
- http://kaigosupport.org/blog/?p=416
[本文引用]
私は大丈夫と思っていましたが、もれなくノロウィルスにかかってしまいました。個人差は多くありますが、ノロウィルスにかかると、まずは吐き気がやって来るようです。
吐き気がやって来たら数時間後、腹痛と激しい下痢がやって来ます。私は、この時点では吐き気はむしろ感じられなくなり、とにかく腹痛と下痢に悩まされました。
腹痛に関しては、とにかく温かくして休むしかないようです。あまりに激しい場合は病院に行く必要があるかもしれませんが、何より、【ノロウィルスには特効薬は存在しない】ので、病院に行っても根本的な治療はすることは出来ません。
そして、ノロウィルスはとても感染力が強いため、安易に病院に行くと、病院で感染を広げてしまうという危険性があります。
あまりに強い吐き気、腹痛が続いて眠ることも出来ないような場合は仕方がありませんが、そうでない場合は、「病院に行くことは控えたほうがよい」でしょう。
私の場合はそれほど激しいものではありませんでしたが、やはりそれなりにしんどかったため、色々と対処法を模索しました。
>高齢者施設でノロウィルス感染を防ぐためのマニュアル
効果があったもの
効果があったのは、「ショウガの汁を飲むこと」と、「手首のツボを押すこと」です。
ショウガの汁に関しては、チューブで十分なので、それをお湯で割り、飲みやすくするために蜂蜜を垂らしていました。砂糖は、胃腸には思いの外刺激が強いので、避けたほうが懸命です。
手首のツボは、手と手首の間にある線から指二本ほど下の、手首に走る二本の腱の間にあります。そこを少し強めに、30秒以上、人によっては数分、効果が出るまで押し続けます。これで、私はかなり吐き気の緩和が出来ました。
下痢の症状を乗り越える
さて、残る症状の下痢に関してですが、これはもうどうしようもありません。
なぜならば、下痢で身体の中のノロウィルスを外に出してしまわないと、いつまで経っても治らないためです。そのため、「市販薬の下痢止め」は絶対に飲んではいけません。症状が長引くだけです。
通常の場合、嘔吐、腹痛、下痢の症状は、長くても2~3日で収まるそうです。その間、とにかく水分補給をして身体を休め、やりすごすのが、ノロとの上手な付き合い方のようです。(ちなみに筆者はほぼ2日で完治しました)
ちなみにトイレですが、ウォッシュレットがない場合、おしりを拭くときのコツは、とんとんと叩くようにして拭いたほうがよいようです。
家庭では除菌率が高いスプレーを使用しました。
>チャーミスト
これは私が以前、別の食中毒のときに体験したことですが、強く擦るような拭い方を何度もしていると、肛門が傷ついてしまいます。ただでさえひどい下痢をしているので、そうなってしまうと更にトイレが苦痛になります。
最近はポータブルのウォッシュレットも比較的リーズナブルな値段で販売しているようなので、自宅にウォシュレットを導入するのは…と迷っている方は、一つ購入して、ノロに限らないお尻のトラブルに備えるのもよいかもしれません。