老化が与える身体への影響と変化、お年寄りの気持ち

ユーザー
たなごころ
日付
13年12月25日 20時22分
元記事URL(外部サイト)
http://kaigosupport.org/blog/?p=469

[本文引用]

年齢を重ねれば、だれでも衰えというものを感じます。


いわゆる「老化」なのですが、この老化とはカラダにどういった変化が起こっているのでしょうか。


どこが、どのように老化しているのか各能力ごとにまとめてみました。


 


 


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基本的な3つの老化

① 回復力の低下


病気やケガをしたとき身体には自己修復機能というものがあります。老化は、そういった回復機能そのものが低下します。


ケガをすると治りにくくなり、軽い運動による疲れも回復が遅くなります。


 


② 予備能力の低下


運動や生活に使うパワーと、病気やケガの回復に使うパワーは違うものです。


予備能力はこの2つの違うパワーの能力差のことで、老化が進むと予備能力が減ってきます。無理ができなくなってくるのは予備能力が少なくなっているのかもしれません。


 


③ 適応能力の低下


若いうちは環境の変化に対して自らを変化させ、適応できるように努めることが比較的容易です。


しかし、老化が進むと環境に対しての適応力が弱くなり、自分を変えることがむずかしくなります。


 


 


運動器官の老化

老化が進むと弱くなるものに「骨」があります。


よく耳にする骨粗しょう症がありますが、これは骨がもろくなり、転倒などで簡単に骨折したり、背骨が曲がってしまうこともあります。


関節の軟骨もすり減り、体重の衝撃に耐えられなくなり痛みを起こすことが多い部分のひとつです。


骨と同様に弱くなるものとして「筋肉」があげられます。


筋肉が低下すると、衝撃を吸収する力が弱くなるので、これも骨折しやすくなる要因となります。


また水分の貯蔵するスペースも少なくなり、脱水症になりやすい身体になってしまいます。


 


さいごに


お年寄りは状況やストレス状態によって心理や正確が変わりやすいものです。


これは先に挙げたように体の変化によって生まれたものです。


老化がマイナスになるか、プラスになるかは、その方によって様々ですが、こういった身体に変化が心理的に与えている影響を考慮すると、お年寄りと接しやすいのではないでしょうか。


 


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