介護をする人が削ってはいけない3つの時間
- ユーザー
- たなごころ
- 日付
- 14年1月9日 16時23分
- 元記事URL(外部サイト)
- http://kaigosupport.org/blog/?p=489
[本文引用]
介護をする人のカラダと心が健康でなければ、介護をする生活にひずみがでてきます。
介護計画は長続きできるものでなければいけません。
やらなければいけないことが多いほど、プランを立て時間を上手にやりくりして疲れをためないことが大切です。スケジュールに無理がないかが基本になります。

① リストアップしてみましょう
まずは家事をふくめて、介護に関わることをリストアップしてみましょう。
つぎに家族で役割分担できること、外部サービスに依頼できることを整理していきます。家事を効率化することも大切です。
リストアップしたら1日の大まかなスケジュールを組みます。ここで大切なことは、ゆとりのある時間どりです。
細かく予定を組んでいくと、時間に追いまわされる結果になります。そのあとに待っているのはイライラする生活です。
とくに削ってはいけない時間は「食事・睡眠・入浴」の3つです。
この3つは健康的な生活をおくるうえで欠かせない要素です。気分転換となる3つの時間は大切にしてください。
これに加えて、ゆっくりテレビを見る時間や散歩にあてる時間を確保できればベストです。
② 睡眠と入浴で疲労回復
「疲れ」は、その日のうちにとることを意識してみましょう。
疲れはたまるもの。疲れたなと思ったら、すぐに休息をとるようにすると無理なく生活のリズムが整います。
睡眠時間を削らないことが大切です。夜中にお世話をしなければいけない場合には、家族でローテーションを決めて分担したいところ。
トイレの介助が必要な場合、夜間だけでもベッドのそばにポータブルトイレを置いておくと、時間と体力がセーブできます。
時には寝付けない夜もあるものです。そんな時でも横になっているだけでも休養になります。
入浴は疲労の回復だけでなく、気分転換となる場です。湯船の中で首をまわしたり、手足を上げ下げする運動で、固まったコリをほぐしてあげてください。
お風呂は一人になるチャンスです。できるだけ気分を解放させてください。
③ わかっているはずの食事と運動
家事や介護が続くと、削ってしまいがちな時間が食事です。
しかし食事は健康であることの基本。とくに体力が必要な介護を継続するには、毎日の食事をおろそかにしてはいけません。
忙しいからといって「お茶漬け」で済ましてはいませんか?
食生活のツケはあとで払うことになります。
食事の時間をゆとりの時間と考え、ゆったりとした気分で献立を楽しんでいただきたいものです。食事の時は食事のことだけを考えて、お年寄りのペースでゆっくりと箸を進めてみてはいかがでしょうか。
体力を維持するうえで、もう一つ欠かせない要素に運動があります。家庭内で過ごす時間が多い人は、いくら動いていても体の一部しか使っていないものです。
とくに動かしておきたい場所は、肩の筋肉・腰まわり・腹筋です。暇をみつけて10分程度でも動かしましょう。
さいごに
介護をする人の多くは、成人病にかかわる年齢層が多いものです。にもかかわらず、自分の健康に関しては軽視しがちです。
健康診断は定期的に受け、自分の健康状態を把握しておくことが必要です。
病気は初期のうちに発見すれば治るものがほとんどです。
健康についてむやみに心配したり、不安になる必要はありませんが用心と確認だけは欠かさないようにしたいですね。



