足底腱膜炎の痛み
- ユーザー
- 宗像市の宗像カイロプラクティックセンター
- 日付
- 11年11月7日 12時27分
- 元記事URL(外部サイト)
- http://www.munakata-chiro.com/tekiosyo/sokutei-kenmakuen/?utm_source=rss&utm_medium=rss&utm_campaign=sokutei-kenmakuen
[本文引用]
足底腱膜は、踵(かかと)の骨の下面から足の指の付け根の方、5つの中足骨の先端の下面まで扇状に広がる腱様の膜です。足底筋膜炎は足底筋膜に過度の負荷がかかることで、小さな断裂が生じ、炎症が起きる症状のことをいいます。特徴として、起床時の1歩目に激しい痛みを感じ、歩いていると次第に痛みが和らいでいきます。立ちっぱなしや走ったりすることで悪化する時もあります。
足底筋膜炎になる人の特徴として、普段良く歩く人、走ったり、跳んだりするスポーツをする人が多いです。体重が重いと、足底に負荷をかけてしまい、症状を悪化させます。足底腱膜の周囲を押圧すると痛み、骨が変形し骨棘を伴うこともあります。
足底筋膜炎の症状を緩和させるためには、足底の筋肉と脹脛(ふくらはぎ)の筋肉の負荷を軽減させてあげる必要があります。足底筋膜炎の自己改善の方法としては、足底腱膜や脹脛のストレッチや靴の中敷きを足底に負荷の少ないものに変えるなどです。
足底の筋肉や脹脛の筋肉に負荷がかかり、足底筋膜炎になる背景には、腹部や背中の筋肉の機能低下があります。人間は二足歩行をするために、常にバランスをとって歩いています。バランスが崩れそうになった時、筋肉の力を使って、体を補正します。本来、体のバランスの補正に向いていて、疲れにくい筋肉は腹部や背中の筋肉なのですが、それをうまく使えないと、代償に足底の筋肉と脹脛(ふくらはぎ)の筋肉を使います。筋肉や脹脛の筋肉は腹部や背中の筋肉に比べ、疲れやすく、体のバランスを補正する筋肉としては、弱い筋肉です。体のバランスの補正に常に足底の筋肉や脹脛の筋肉を酷使させてしまっていることが足底筋膜炎になる根本の原因です。足底の筋肉や脹脛の筋肉の緊張だけを緩和しても、歩くと直ぐに、元の悪い状態に戻ってしまうのはこのためです。
カイロプラクティックは足底の筋肉と脹脛(ふくらはぎ)の筋肉の負荷を軽減させ、足底筋膜炎の痛みを改善するのに効果的です。また、カイロプラクティックは足底筋膜炎の根本の原因である腹部や背中の筋肉の機能低下を回復させ、立ち仕事や長時間、歩行しても疲れにくい本来の健康な体に改善させます。